クァトロブーム米島の猪苗代です。
今回も調子に乗って夜空のお話です。
僕の大好きな星座は冬の代表的星座『オリオン座』です。等間隔に並ぶ三つ星が目印で比較的簡単に見つけることが出来ます。
そのオリオン座を構成する星についてのお話です。
その三ツ星は左から
『ミンタカ』『アルニラム』『アルニタク』
という2等星ですが、これらはどうでも良くて(笑)
右肩に赤く光る赤色超巨星『ベテルギウス』と
左足に当たる青色超巨星『リゲル』という1等星を2つも有する偉大な星座なんです。
『ベテルギウス』は全天でも9番目に明るい星で太陽の次に視直径が大きな星です。しかも赤く輝いているのですぐに発見できます。『ベテルギウス』は変光星で内部の圧力と重力が不安定な状態で大きくなったり小さくなったりを繰り返して明るさが変化しています。恒星の中でもかなり老齢の星です。(太陽も末期には地球軌道近くまで膨張すると考えられています。)
一方『リゲル』は天の川銀河内で確認されている恒星で最も明るいといわれています。質量が大きすぎて激しい燃焼の為、青白い輝きを放っています。『リゲル』も変光星なのですが、こちらは3重星といわれる連星で3つの星がお互いに重力干渉しながら回っているため他の星(伴星)の後ろになる時に少しだけ暗く見えます。『リゲル』は恒星の中でも比較的若い星ですが、燃焼の激しさの為、数千年で爆発すると考えられています。
話が長くなってしまったので今回は触れませんが、『オリオン座』には馬の首の形をした『オリオン大星雲』といわれる星雲もあって、素敵な星座だと感じます。
1等星を2つ持つ星座にちなんで
1が2つ並ぶ日、そう2/11は
プレミアムなクァトロデーを開催いたしております。
皆様のご来店心よりお待ちしております。>w<b