今日はちょっと、僕が登録をさせて頂いているメールマガジンの中で共感できる文面がありましたので一部を省き紹介させて頂きたいと思います。
発行者:株式会社フェイス総研
株式会社フェイスホールディングス
代表取締役社長 小倉 広さんの
人と組織の悩みが嘘のように晴れるコラムです。
◆ 正々堂々と胸を張って仕事をしよう ◆
今、幸いにして仕事をすることができる環境にいるのであれば、正々堂々とやましい思いなどを持たずに精いっぱいビジネスに取り組まなければならないと思うのだ。
それが我々にできる復興支援だ。
我々が経済活動を停滞させることなく、経済を回し続けることで、日本という国の復興の原動力となり、被災地の皆さんを救うことにつながるのだと確信している。「不謹慎」だからと「自粛」することなく、できるだけ通常の経済活動を行わなければならない。そう思うのだ。
テレビをつければ、CMは自粛され公共広告機構のフィルムばかりが流れている。
音楽や芸能やスポーツのイベントは中止、延期が相次いでいる。
確かに致し方ない事情もあろう。前に進めたくてもそれどころではない、被災地の救援や復興を最優先せざるをえない場合もあるだろう。それに対してまで反論するつもりは毛頭ない。
しかし、怖いのは「不謹慎」だからと、いたずらに「自粛」し続ける世の中の空気だ。それが経済活動を停滞させ、景気を悪化させ、株価を押し下げ、企業を弱体化させ、雇用を減らしてしまうのが怖いのだ。
現在、被災地では変わらず必死の救命活動が行われている。そして避難所に暮らす人たちに援助物資を届けることで精いっぱいである。しかし、やがてこの救援活動も次のフェーズへと移っていく。
避難所に仮設住宅が建てられ住み替えが行われることだろう。被災者の方のリハビリが終われば、彼らにとって重要となるのは間違いなく再就職の問題である。この度の震災で失われてしまった事業所、工場、倉庫で働いていた人々は次なる就職先を見つけなくては生活ができないのだ。
仮設住宅を作るにもお金がかかる。その予算は天から降ってくるわけではない。
我々就労者および企業による税金でそれはまかなわれる。そのためには、我々が経済活動をきちんと回し、納税をしていかなければならない。そうでなくては、いけないのだ。
首都圏の交通は引き続き混乱している。企業によっては自宅待機、外出や出張の禁止を申し渡しているところも多いと聞く。そのすべてに反対するつもりはない。しかし、繰り返して言うが、可能な範囲においては、僕たちは一所懸命にビジネスを続けることこそが復興支援になる、と思うのだ。なんとなく「不謹慎だ」という世の中の「空気を読んで」、「自粛」をしてばかりではいけないと思うのだ。
今こそ、胸を張って、正々堂々と仕事をしようじゃないか。
そして、企業活動が正常に行われるためにも、臆することなく胸を張って消費をしよう。スーパーで食料を買い占めたり、ガソリンを買い占めるのはいただけない。しかし、こんな時だからこそ、あえてごく普通の生活の喜びを享受しようではないか。
需要なくして供給はない。消費なくして企業の生産活動はありえない。だからこそ、恵まれた環境に身を置いている僕たちは、あえてこれまでと変わらない生活をすることが大切だと思う。外食をしよう。映画に行こう。洋服を買おう。
酒を飲もう、ではないか。そう思うのだ。
中にはこの考えを「不謹慎だ」という人がいるかもしれない。しかし、僕は、そうは思わない。
そうでなければ、経済が止まってしまう。それが恐ろしいのだ。
そして、経済活動を通じて納税とささやかな義捐金の寄付活動を続けよう。何回かに1回分の飲み代を義損金にまわそう。そして、自宅に帰って引き続き節電に努めよう。
被災者の方を思いやることと経済を回し続けることはきっと両立できる。そんなことを思った。
以上です。
皆様はどのように感じられましたか?
さまざまなご意見があろうかとは思いますが、僕には共感できる内容でした。
当店も、多少の貢献にと思い、節電や募金活動、広告の自粛などには協力させて頂いておりますが、それ以外の事を考えれば普通に営業させて頂いております。
被害にあっていない地域は普通に生活が出来るんです。
福井を元気に!福井から日本を元気に!!
そんな事が出来たら素晴らしい!
そう感じた瞬間でした。