こんにちは、ホール担当のM.Kです。

夏になると出てくる嫌な「蚊」の季節がやってきました。蚊に刺された後のかゆみは耐えられないものがありますよね。(ToT)

今回はそんな蚊についての雑学です。(^O^)
 
 
 蚊は動物の皮膚に止まると、上顎と下顎の先にある歯でその皮膚を破り、「フン」と呼ばれる細長い管を刺し入れます。この時、胸のところにある器官から唾液が出て、「フン」を通して動物のからだの中に流れ込みます。この唾液が、かゆみの真犯人です。

この唾液には、血液が固まらないようにする物質が含まれているので、動物の血は空気に触れても固まりません。そのため、血を吸うのもスムーズにいくというわけです。

では、蚊に刺されたら、どうすればいいのでしょうか。かゆみを極限まで抑えるには、大変な事ですが、吸い終わるまでじっくりと待つ事です。蚊は血を吸い終わると同時に唾液も吸い戻すため、かゆみはほとんどなくなるというわけです。

また、「蚊」は体温、におい、周りとの二酸化炭素の密度の違いなどで、血を吸う相手を探しています。
 
「蚊」は、二酸化炭素の密度が多いところへ、また、周りより温度が高いところへ向かう習性があるからです。
 
そのため体温が高く、呼吸回数が多いという新陳代謝が激しい人は、特に刺されやすいようです。普段は「蚊」に刺されにくい人でも、新陳代謝量が増える運動をした後や、ビールを飲んだ後(ビールには二酸化炭素が含まれている)は、刺されやすくなります。

それでは、もし刺されてしまったらどうすればよいでしょうか。

かゆみを押さえるには冷やすのが効果的です。もし左腕を蚊に刺されたら、その逆の右腕を保冷材になどで冷やすといった感じです。人は刺激に対する優先順位が決まっていて、「冷たい」は「かゆい」より優先して感じる。だから同時に刺激が加わると優先順位の低い「かゆい」を感じなくなる(指された箇所をずっと冷やすのはNG。冷やすのをやめるとより強いかゆみを感じてしまう。だから逆の腕)。つめで「×印」をつけるとかゆみがおさまるのも同じ理屈です。「痛い」は「かゆい」より優先順位が上なので、かゆみは消える。

また、蚊に刺されにくくしたいなら、白い服を着て出かけるのも効果的です。蚊は黒いに集まりやすく、白い色に集まりにくい習性があるとのことです。(◎o◎)
 
以上のことを踏まえて、暑い夏を少しでも快適に過ごしていただけたら幸いです。

電気蚊取り線香愛用のM.Kでした~(^o^)/