今回エアコンなどの節電についての雑学です。(^O^)
冷房時のエアコンの消費電力は部屋の大きさや機種、気温、状態によって大きく変わりますが、おおまかに平均300~400W前後かかると思われます。(電気代は7~9円前後)
扇風機だけを使うと、最大消費電力37Wの機種で1時間1円以下(弱風だと0.5円前後)とかなりの省電力になるので、それで耐えられる室温ならエアコンを使わず扇風機のみの使用が節電には大きな効果があります。
しかし、風通しの悪い場所のほか、人の集中する都市部ではヒートアイランド現象もあり、真夏日や猛暑日の連続する日々は扇風機だけでは体が持ちません。暑いままにしておくと熱中症の危険がありますし、夜の睡眠不足も体によくありません。命に関わることですから、やはり気温によってはエアコンの併用も必要になってきます。
エアコン冷房と扇風機の併用で節電(1.身体に風を当てる)
エアコン冷房の温度設定を1度上げると10%程度消費電力を下げることができると言われています、そこで、エアコンの温度設定を上げて扇風機も併用すると、消費電力の大きなエアコンの電力を下げることができ、数十W単位での大きな節電の効果があります。(風による体感温度低下のほか、冷気を部屋中に届ける効果があります。)
あくまで一例、大ざっぱな計算ですが、
・エアコン400W→いつもより設定温度を2度上げると→ 320W(20%・80W減)
・併用する扇風機を風力・中で 30W だとすると
400W – 80W + 30W = 350W → 元が400Wなので、50Wの節電になります。
エアコンの温度設定を上げて扇風機を併用すると、トータルで消費電力は下がり節電になります。
エアコン冷房と扇風機の併用で節電(2.空気を循環させる)
扇風機というと身体に直接風を当てて体感温度を下げ、涼むものですが、それ以外に部屋の空気を循環させることに使うことも出来ます。扇風機の羽根を上に向け、壁や天井に風を当て、部屋の空気をうまく循環させればエアコンの効率がよくなり、節電につながります。扇風機の風を直接浴びにくいで、身体への負担や不快感も減らせます。
暖房時、サーキュレーター代わりに
夏の冷房時だけでなく、冬場の暖房を使う時期にも、部屋の中の空気をかき混ぜる目的で扇風機を使うこともできます(サーキュレーターの代わり)。暖房の暖かい空気は部屋の天井付近にとどまってしまうので、それを扇風機の風で動かし部屋全体に行き渡らせるようにすると効率よく暖房ができます。
上に向かって風を送る為、扇風機はできるだけ上を向かせた方が良いので、上下の角度調節の調節角度の大きい機種を選ぶと使いやすくなります。
これからの節電に役立ててもらえたら幸いです。o(^-^)o
以上、扇風機をつけっぱなしで寝てしまい、体調を優れないことがあったM.Kでした~