みなさんコンニチハ。クァトロブーム米島の無駄な知識が大好きなIです。
冬の夜雪が降っている時よりも晴れているときのほうが寒い経験があると思いますが、それはきっと風が吹いているからその分寒いんです。
というのは真っ赤なウソで、放射冷却現象という聞いた事あるけどなんだろう?って現象のせいです。
学生の頃授業で習ったと思いますが、熱の伝導には3種類あります。
『伝導』…主に固体での熱の伝わり方
『対流(伝達)』…主に液体(流動体)でのー〃ー
『放射』…主に空間を超えて熱の移動が行なわれる。
おさらいはここまで。
日中は太陽の熱を受け、地表が温められます(放射熱による)
夜になると地表から宇宙空間に向けて熱放射が行なわれる。
この現象を放射冷却といいます。
一般に宇宙空間は約-270度の超極寒。それに対して寒いとはいえ冬の地表は10度~-20度(場所によって違いますが)
およそ250度くらいの温度差がありますよね。熱=エネルギーは高いところから低いところへ伝達する性質があるみたいなので
比較的暖かい地表からこれ以上ないくらい寒い宇宙空間へと放射されて更に冷え込むのです。
ただ、空を雲が覆っている時には雲が地表からの熱を跳ね返すので(温室効果)それほど寒くならないのです。
晴れているときの朝は凍結に注意して下さいね。
長文失礼致しました。