ある雪の降る夜、ばくだん焼のエプロンをつけた、ばくだん売りの少年が、寒さに震えながら呼びかけていました。

「ばくだん焼はいかが。ばくだん焼はいかがですか。誰かばくだん焼を買ってください」

でも、その時は誰も目の前を通っていなかったので、誰も買ってくれません。

「お願い、1個でいいんです。誰かばくだん焼を買ってください」

でも、夜遅い時間なのでやっぱり誰も目の前を通ってくれません。

場所を変えようと少年が歩き始めた時です。

「あっ!!危ない!!」

少年は滑って雪の上で転んでしまいました。

少年はしばらく雪の上で黄昏ていると

「あぁ、おなかが空いたなぁ・・・。」

でも少年はフロントに帰ろうとはしません。

本日ラストのばくだん焼1個が売れないまま、フロントに戻っても、赤ピーマンはけっして許してくれません。

それどころか

「膝カックンの刑だ!」

とか言ってくるのです。

少年はどうしようもなく、ばくだんを見ていると

「そうだ。ばくだん焼を見てイメージでお腹を膨らまそう♪」

そう思い立った、ばくだん売りの少年は、ガン見でばくだん焼きを見続けました。

すると、

「うずらの卵、しめじ、もち、コーン・・・」

と、ばくだん焼の中に入っている10種類の具が目の前に浮かんできて、食べているような気がしてきました。

「なんて美味しいんだろう。・・あぁお腹がいっぱい」

イメージだけでお腹がいっぱいになっていると、ばくだん売りの少年の元に赤ピーマンがやってきて

「そのラス1のばくだん、休憩中に食べるから頂戴」

と優しく言ってきたので、元ネタの話と違いハッピーエンドで、ばくだん焼の少年はフロントへ帰れました。

- 完 -

というわけで、皆様もばくだん売りの少年の為に、ぜひばくだん焼をご注文してみて下さいませ。

明日は、ばくだん焼はパチンコ入口にて販売いたします!

1個 350円也

ボリューム満点のばくだん焼をぜひお願いいたします(*^^)